人物の髪を揺らそう

        次は、「人の髪を揺らす」というものです。
        ……というよりは、「風を吹かせる」といった方が正しいです。
        これは、立ち止まっている時は勿論、走っている時も使う事になります
        (その方が違和感がありません)

        髪の揺らし方は、至ってシンプルです。
        まず、立ち止まっているキャラクターの髪を揺らす方から説明します。

        立ち止まっているキャラクターの髪を揺らす場合、ほとんどの場合がゆらゆらと揺れるはずです。
        ですので、GIFアニメには最低三枚の画像を使用します。
        二枚でも勿論出来ますが、これは強風が吹いた時や走っている時向けです。
        魔術を使ったりして、風が起きるなども、二枚を使う事になります。

        要は、吹き付ける風の強さによります。

        微風ならゆらゆら揺れる程度に。
        強風なら思いっきり揺れるように。

        微風のパターンから言うと、

        

        こんな風になります。ちなみに、これは1ループまで6枚ほど絵を描きました。
        ここは私がただたんに、よりなめらかに動かしたかっただけで、
        前述どおり、三枚もあれば充分なめらかに動きます。
        方法は、

        @基本の画像を用意する
        A「@」の画像を編集し、髪の毛をずらす(ついでに服も動かした方が違和感がありません)
        B「A」の画像も同じようにコピペ後に同じ作業をする。
          この時、髪の進行方向に違和感が無いようにする。
          (左に向かって移動させたのに、次のコマですぐ右に向かう、など)

        髪の毛は、
        @基本画像用意
        A毛先は動かさず生え際から毛先の間を、
          フワリと浮く感じに仕上げ、二枚目を描く。
        B今度は、毛先を、@、Aの逆方向に思い切って動かします。
          
        @の基本段階の髪の毛がこんな感じだったとします。
         
          
        次に、Aの段階でこんな風に、フワリと浮かせるようにして、
        

        Bの段階ではこうします。
        

        このような動きを全ての髪の毛にほどこし、服も一緒に動かすようにしましょう。
        そうして出来た、@、A、Bの画像(無論、一部では無く全体像の)を、
        @、A、B、A、@、A、B、A、@……というように、順番に並べれば、
        完成となります。

        また、走りや強風が吹いた時は、
        物凄く極端な例ですが、@とBの画像を交互に設置していけば速く髪や服が
        動いているように見えます。