口パク

  次は口パクです。
  まず、口パクには二種類ある事を紹介しておきます。

  @台詞にあわせて口の形を変化させるもの

  A台詞とは関係なく、「口を開いた状態(大)」「口を開いた状態(小)」「口を閉じた状態」
   で構成するもの


  まず、@ですが、
  下のGIFアニメを見てください。

  


  これは、「あー違う違う」「えー」「いいか魅音」
  という台詞を言わせているわけですが、基本的に台詞を言わせなくても、
  このように傍に文字を書いておけば何を言っているのかがすぐに理解できると思います。
  用は、HPに展示する時に台詞さえ傍に書いておけばアニメ内に台詞を入れる必要がない
  という事になります。
  アニメ内に台詞を入れるにあたって、一番困るのは
  ふきだしの大きさです。
  大きくないと台詞は入らないし、大きすぎるとキャラクターと被ってしまい、
  コピー&ペースト後、変化を加える時ふきだしが邪魔になるという現象が起こります。
  ですが、@の方法だとその必要が無いので、ふきだしの大きさを気にせず作業が出来ます。
  また、Aの方法でも同じ事は出来ますが、見ている方が納得してくれます
  口が、台詞の通りに動いているからこそ、そのアニメーションを見た方は、
  近くに書いてある台詞を見て、すぐに納得してくれます。
  ですが、Aだと「ん?」という風になってしまうのです。

  ですが、いい事ばかりではありません。
  これを作る際のデメリットは、Aより時間と手間がかかる事です。
  これは、「あ」「い」「う」「え」「お」の形の口を予め作っておき、
  それを口部分に貼り付けて上書きする事によって作っていきます。
  そして、速さの調整をし、時間通りに動くように地道に作業をしていく必要があります。
  ですので、どちらかといえば慣れた人向けです。

  次に、Aの方法ですが、
  これはテレビアニメでも使われているものです。  
  何故かというと、単純に枚数が三枚で済む事、そして、@と違って、
  台詞に関係なく、三つの口パク画像を適当に並べるだけでいいからです。
  適当というのは、

  「口のサイズ(大)の画像」「口を閉じた画像」「口のサイズ(大)の画像」「口を閉じた画像」

  といったように、法則を作るようにするのではなく、あくまで

  「口のサイズ(大)の画像」「口を閉じた画像」「口のサイズ(小)の画像」「口を閉じた画像」「口のサイズ(大)」「口のサイズ(小)」「口のサイズ(大)」………………。

  といったように、まったくのデタラメの順番でやってください
  

  具体的な順番を箇条書きにすると、

  @まず自分で台詞を言い、何秒使うかを計る
  A計った秒数口パクが続くよう適当に画像を並べる
  B最後は必ず「口を閉じた画像」で終わる

  ……といった感じになります。

  そして、ふきだし等を利用して台詞を入れるのを忘れないようにしてください。
  (必要が無ければふきだしはいりません) 
 
  基本的に、こんな感じになります。

  

     
  口パクの説明はざっとこんな感じです。